「先生のオリザニン」鈴木梅太郎生誕140周年 日本農芸化学会創立90周年 劇団俳優座創立70周年記念第3弾

2014年6月12日(木)~27日(金)
三越劇場 【日本橋】
2014年5月1日(木)前売開始
【作】 堀江安夫 【演出】 眞鍋卓嗣
【出演】 加藤剛、中吉卓郎、斉藤深雪、河野正明、有馬理恵 ほか

STORY

ノーベル賞も夢ではなかったといわれる鈴木梅太郎は農芸化学者として、当時の日本 の主要な輸出産業であった絹織物に必要なカイコを育てる桑の木の萎縮病に取り組み 原因を発見し、粉ミルク・パトローゲンを幼児の為に開発して子供の成長に多大な成果 を上げた。その研究成果は常に庶民の為であった。資産の大半を後進の育成の為に使っ たといわれる梅太郎はなぜ農芸化学の道に進んだのか━━。


 明治・大正・昭和の時代を日本人の為に生き抜いた鈴木梅太郎の半生を博士と同 郷の加藤剛と、加藤頼の親子共演で舞台化。

 江戸時代から「江戸煩い」として、また明治時代も多くの人々を苦しめ、日清・日露 の戦争では戦死者のほかに多くの死者を出した脚気━━この脚気をドイツ留学から 戻った鈴木梅太郎は栄養の不足が原因とみて米糠から新しい栄養素「オリザニン(現 在のビタミンB1)」を世界で最初に発見する。

1910(明治43)年東京化学会例会会場で発表するが、脚気を細菌や伝染病による ものと考えていた森林太郎はじめ当時の医学界から罵倒され無視される。傷つく梅太 郎を励ましたのは辰野金吾の娘である妻の須磨子であり、心の支えになったのは大学 の恩師・古在由直だったが…
Rounded Image

明治7年、堀野新田村(現在の静岡県牧之原市堀野新田)の農家 の次男として生まれる。幼少より学問を好み、14歳のときに単身上京。
刻苦勉励して、明治29年には帝国大学農科大学を主席で卒業。
その後、同大学助教授となってドイツへ留学。
ベルリン大学エミールフ イッシャー教授の下でタンパク質やアミノ酸の分析について学ぶ。
明治43年、ビタミンB1の抽出に成功し、「オリザニン」と名付け、当時 流行した「脚気」の治療に大きな貢献をはたした。
また人工合成酒を 工業化し、大正13年に学士院賞を受賞。昭和18年には、文化勲章 を受章し、さらに昭和天皇より正三位勲一等を拝受。
(牧之原市HP鈴木梅太郎博士プロフィールより抜粋)

STAFF

作=堀江安夫
演出=眞鍋卓嗣

美術=松岡泉
照明=榊美香
効果=木内拓
衣裳=石川君子
舞台監督=葛西百合子
制作=下哲也、間所珠世

協賛=日本農芸化学会、静岡県牧之原市

劇団俳優座
03-3405-4743 / 03-3470-2888(10:30~18:30/日祝休)

三越劇場
0120-03-9354(10:00~18:00)
インターネット予約 http://www.mitsukoshi.co.jp/t (PC&携帯)
*三越劇場の前売開始日(5/1)はお電話でのご予約のみ

チケットぴあ
 0570-02-9999 http://t.pia.jp/ (Pコード:435-027)

イープラス
http://eplus.jp/

Confetti(カンフェティ)
0120-240-540 (平日10:00~18:00)
チケット予約が24時間いつでもできます。また、チケットは予約後すぐに全国のセブン-イレブン店頭にて購入・受取りができます。(※発券手数料として別途、1枚につき210円がかかります)
「先生のオリザニン」PC予約
「先生のオリザニン」携帯予約
※チケット予約・ご購入のためには、まず会員登録(無料)が必要です。
会員登録が完了するとIDとパスワードをお知らせいたします。IDとパスワードはパソコン、携帯共通でお使いいただけます。
※ご登録いただいたお客様の個人情報は、公演チケットの販売のみに利用いたします。